東京都中小企業診断士協会・中央支部の認定マスターコース(プロコン塾)、『経営革新のコンサルティング・アプローチ』に、ファシリテーションをテーマとした講義に登壇させていただきました。
このマスターコースには2017年に受講生として参加。講師の増田先生のファシリテーション講義に感銘を受け、翌年から講師側に参画しております。登壇は今回で6回目、メイン講師となってからは5回目となります。

講義の様子

講義の概要

ファシリテーションの講義は年度初日に行われるため、受講生同士の関係性作りも意図していました。しかしコロナ禍で懇親会が行えないなど、関係性が薄くなっているように感じていました。そこで、ここ数年は受講生間の関係作りに重きを置いて講義を行っていました。しかし、各種の行動制限も緩和されてきたことから、今年は初心にかえることにしました。具体的には、ファシリテーションのツールや技術、専門知識を伝える時間を増やました。
また、増田先生にはオンライン会議のファシリテーションについてお話しいただきました。オンライン会議が常識になりましたが、「普通の会議の方が良かった」という声は根強いです。理由の一つに「相手の反応が分かりにくい」ということがあるようです。オンラインではマイクロボディランゲージを受け取ることが重要になります。

講義を終えて

会議運営で悩んでいる方は多かったようで、講義後もお悩み相談を多くいただきました。アンケートも上々でしたが「ワークの時間を長くしてほしい」という声を頂ききました。持ち時間が短いので本講義で対応するのは難しいですが、別の場で行うことを検討します。

ファシリテーションと交渉は公私問わず役立ちますよ。皆さんも一度学んでみてはいかがでしょうか?