層別

QC7つ道具についての説明。本来、6つ目はグラフ、7つ目はチェックシートなのですが、これらはQCの道具に限らず一般によく知られているので、省略させていただきます。

というわけで、8つ目の層別についてお伝えします。
7つ道具なのに8つあるということは以前も書きましたが、「8つで”7つ道具”」という考え方と、「7つのツールと1つの共通テクニック」とする考え方があるようです。個人的には、どっちでもいいかなと思っています。(笑)

層別は、「データ群を、何らかの共通点を持ったグループ(層)に分けること」と言われています。例えば、管理図で説明したデータは4人の残業の平均値の推移でしたが、これを担当者ごとに分けてみることが層別になります。

事例として、2020年12月1日に総務省統計局が公表している日本の完全失業者数の推移を示します。このグラフで、合計の数字を分けていくプロセスが「層別」になります。

ところで、改めてグラフを見ていくと、このところ減少傾向だった完全失業者数が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年4月以降に急増していることがわかります。
ここまでは個人的に予想通りでしたが、男女別の対前年同月増減では、男性の数のほうが女性よりも多いのは意外でした。マスメディアによる報道からは、新型コロナの影響で解雇/雇止めされている方の大半は女性の非正規雇用者(パートや派遣)というイメージが強かったです。

やはり、知るって大切ですね。

人材関係に詳しい知人にお聞きしたところ、職を失った男性はそのことを恥と感じて、内々で対応しようとする方が多いとのこと。
社会が気付くのが遅れ、大きな問題にならないといいのですが。。。

さて、2020年のブログは今回で最後の予定です。散漫な文章にお付き合いただきありがとうございました。
今年もあと残りわずかですが、皆さまよいお年をお迎えください。そして、次の年が素晴らしい一年になりますように。


P.S.1
2020年10月時点での有効求人倍率は、新卒を除いた数値でまだ「1」を超えているようです。異業界への転換や労働条件低下を許容しなければならない可能性がありますが、単に「就業する」というだけなら、まだ何とかなるのかもしれません。スキルに不安がある場合はハロートレーニング(職業訓練)や高度ポリテクセンターの研修・訓練が、無料~格安で行われています。

そういった方々のお手伝いや情報提供に、キャリコンの出番が増えそうですね。


P.S.2
12月25日に総務省が発表した内容によると、11月の完全失業率(季節調整値)は2.9%、厚生労働省が12月25日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.06倍とのこと。今の状況を鑑みるに、12月はまた下降に転じるのかもしれませんが、就業面としては、現段階ではリーマンショック後の方が影響が大きいようです。

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