会計システムのデータは決算書を作るためだけにあると思っていませんか?

総勘定元帳をエクスポートしてエクセルで読み込んでピボットテーブルで解析するだけでも、経営に有用な様々な情報が得られます。
一例を挙げると、販売先別の売上高、販売先別の粗利、仕入先別の仕入高、部課毎の経費・売上高・粗利、などなど。
もし会計システム内にマスタ類(顧客マスタ、仕入先マスタ、社員マスタ、など)があるなら、それらのデータを組み合わせることでもっと詳細な分析ができるようになります。
また、これらを月毎に集計することができます。これにより季節ごとのパターンなどが見えてきます。もし複数年のデータがあれば、経時変化を見ることができます。
さらに、上記データをグラフ化することで、経営状況を直感的に理解する手助けとなります。私が以前ご支援したクライアント様では、儲かっていると思いこんでいた事業が思ったよりも厳しい状況だったり、その逆もあったりしました。

こういったことは、多額のIT投資をしなければできないと思っている方が多いのですが、実はエクセルだけでも多くのことができるんです。
エクセルならば、会社のPCに既に入っているところが多いのではないでしょうか。

会計データをしゃぶりつくして、経営戦略や販売戦略を練りませんか?