偏った知識・情報の怖さ(その4)

前回は、土俵が違う相手をいくら攻撃しても、幸せな未来にはつながらないというお話しをしました。

では、どうしたらよいのでしょう?
一つの策は、各人が持っている情報量を増やすことだと私は思います。

”その1”でもお話したとおり、情報量が増えると今までとは異なる視座から物事を解釈することができます。高い視座から、多様な考え方があることを知れば、お互いの意見の背景を理解し、共感し、受け入れることができるように思います。
そして、自分の意見も相手の意見も満足するような新しい解決策が見つけられるかもしれません。

また、なるべく元に近い情報(一次情報)を得ることも必要です。
誰かが解釈してまとめた情報は、何らかの意図をもって加工されていることがあります。
ましてや、視聴率を意識したりスポンサーの意向を反映しているマスコミの報道や、個人の一方的な主観が前面に出されている口コミや個人ブログなどの情報を疑いなしに鵜呑みにするのは、お勧めしません。

さらに、大人になってからも継続して勉強することが必要です。
「頭が固くなって覚えられないから無理」という言葉をよく聞きますが、私が46歳の時に中小企業診断士の勉強を始め、48歳の時に合格しました。同期には60歳台の方もいらっしゃいました。別の友人は、65歳を過ぎてからファイナンシャルプランナーの勉強を始め、今年1級の実技試験を受けようとしています。
これらのことからも、年齢と記憶力にはあまり関係がないと思いますし、まして勉強しようという意欲には全く関係ないと思います。

今は変化が激しく、不透明な時代です。過去の常識や成功体験は、そのままでは役に立たないと言っても過言ではないと思います。皆さんが新しい知識や情報をどんどん吸収し、複雑な世界を複雑に理解することで、無用な軋轢から脱し、新たな世界への扉を開けることができれば、明るい未来が開けるように思います。

私も、新しい知識や情報、体験をどんどん仕入れ、そしてそれを咀嚼したものをセミナーなどを通じて皆さんにお届けできればと思います。

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