補助金の相談をいただいたときに、高い確率で質問されるのが、もの補助、持続化、IT導入の3つの有名補助金の使い分けです。
2019年3月11日付けで、中小企業庁のHPに掲題の資料が掲載されています。この3つの補助金とは「もの補助」「持続化」「IT導入」のことで、これを見ると使い方がよくイメージできます。下表に抜粋してみました。
名称 | 【ものづくり補助金】 (募集中(~5/8)) | 【小規模事業者持続化 補助金】(未発表) | 【IT導入補助金】(未発表) |
こんな 人に | ・新事業にチャレンジ ・生産ライン増強 ・サービスの質を高める | ・ブランド力を高める ・商品を宣伝 ・HP開設 | ITで、 ・経営状況を見える化 ・業務を自動化 ・働き方改革 |
補助金 内容 | ・100~1,000万円 ・補助率:1/2~2/3 | ・~50万円 ・補助率:2/3 | ・40万円~450万円 ・補助率:1/2 |
用途 | 新製品開発のための製造機器購入やシステム構築など | HP作成、決済・会計ツール、外国人対応ツール(翻訳ツール)など | バックオフィス効率化のためのITツール導入など |
以前お伝えしたとおり、補助金目当てで事業を行うのはいかがなものかと思いますが、自社の目論見と補助金の内容・タイミングが一致するなら、この制度と機会を有効に活用していただければと思います。