去る2月28日に、中小企業庁が「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金(通称:もの補助)」公募開始の案内を出しておりましたが、公募要領はまだ「仮」のままでした。3月2日になって、東京都中小企業団体中央会から、ようやく正式に公募の案内が出ました。本記事の執筆時点ではまだ東京だけのようですが、他のエリアも順次案内が出てくると思います。
「もの補助」の審査項目では、経営革新計画や経営力向上計画の認定などが、加点ポイントになっています。「もの補助」は競争率の高い補助金です。加点ポイントとなるものは可能な限り対応しておくことをお勧めします。
また、経営革新計画の承認(平成29年12月22日以降)を受けているなど、所定の要件を満たすと補助率が1/2から2/3に上がるものもあります。

なお、同じ3月2日に、日本商工会議所から「小規模事業者持続化補助金」の公募開始の事前予告が発表されています。小規模事業者の販路開拓のための補助金で、チラシ作成やポスティング、ホームページ制作、バリアフリー化のための店舗改修など、幅広い用途に活用できます。こちらは「3月5日週に公募を開始する」とのことですから、今しばらくお待ちください。

当オフィスでは、補助金申請各種経営計画策定のご支援を行っています。
申請書作成の作業は、経営に関する情報を広く持っている人でないとできません。中小企業だと、社長や「社長の右腕」といった経営に近い方になると思います。
また、慣れていないと莫大な時間がかかります。経営者の限られた貴重な時間を、この作業に費やしてしまうのはもったいないと思いませんか?
もしそのように思われるのでしたら、専門家の力を活用することをご検討ください。