SDS(Safety Data Sheet:安全データシート)は、化学物質を有害性・危険性や、運搬・保管したり取り扱ったりする際の注意事項などを伝える文書です。
国内では、「安衛法」「毒劇法」「PRTR法」で定められている化学物質を含有している場合は”義務”、その他は努力義務だったり推奨だったりします。

これを読んで「うちの会社は化学系じゃないから関係ない」と思った方!
例えば、一昨年の改正安衛法の施行で、エタノールを0.1%含有している材料を業務用に卸す場合には、GHSに基づいたSDSの発行と現物へのラベル表示が必要になっています。食品添加物や防腐剤、洗浄剤などを卸す場合には注意が必要です。食品業界あっても化学物質の規制と無縁ではいられなくなってきているんです。

今、「GHSって何?」「SDSのつくり方なんてわからない!」と思った方!
7月4日、5日に水天宮周辺でiBouというSDS作成システムを使った解説セミナーを予定しています。興味のある方はHPよりお問い合わせください。