本日は、自分もお世話になった中小企業診断士の受験校で行われた二次試験対策セミナーに、昨年度の合格者の方と一緒に登壇しました。

講師は二人共、同校の公開模擬試験の採点にも携わらせていただいたので、その中で特に目立った「設問文の情報を答案に生かしていない」「設問間の整合が取れていない」という解答傾向に気付いていただけるようお話しました。

質疑応答やお悩み相談に時間を多くとったため、用意したコンテンツを一部端折らざるを得なくなってしまいましたが、出席者の皆様にはいろいろ肚落ちしていただけたのではないでしょうか。

 

一方で個人的には多くの課題もありました。

大きな課題の1つは、PCとプロジェクターのコネクター形状が合わなかったため接続ができず、投影する予定だった資料を急遽印刷して対応しなければならなくなったことです。会場に関する情報は、事前に聞くだけではなく、やはり実際に自分の目で確認しないといけないことを痛感しました。まずは変換コネクターを準備します。

もう1つはアジェンダの検討とタイムマネジメントが甘かったことです。アジェンダの最後に「お悩み相談」の時間を取っていたのですが、中盤から質疑応答が増えていき、事実上「お悩み相談」が始まってしまいました。そのため、後半のアジェンダで講義部分とお悩み相談を分けた意味が薄くなってしまいました。
今回は「場」の流れに乗ったままにしましたが、コンテンツによっては、時に「場」を強くコントロールすることも必要だと実感しました。

 

今年度の中小企業診断士の二次試験は再来週(10月22日)です。受験生の皆さまは最後の追い込みの時期ですが、風邪も流行し始めているようなので、体調に気を付けながら頑張ってほしいです。