プラスチック製品中に含まれる有害物が、健康被害を引き起こしたりリサイクルの妨げをしています。それを軽減するために、各国の規制当局や最終製品のメーカー・業界団体では材料中に含まれる有害物質の種類や量を規制し、含有量を報告したり、基準が守られていることを保証することを川上~川中メーカーに求めています。

しかし、対象となる化学物質は随時追加され、新しい製品が次々と開発され、また材料メーカーの工程変更などで含有している微量不純物が変わる中で、製品含有化学物質を管理し続けるのは手間がかかります。
また研究開発、購買、生産技術、製造、営業、品質保証、環境管理など、社内の多方面の部署と情報連携が必要のため、従来の仕事の役割分担や業務フローを超えて連携する必要があります。メーカーや顧客から情報を引き出したり他部署の懐に入って協働したりするような人懐っこい交渉力と、専門職の人と会話できるような幅広い知識が必要になります。

一方、事が起こるたびに都度調査をしていては、手間ばかりかかります。情報収集の仕組みをうまくつ凝ることが肝要です。私はISO9001やISO14001の仕組みの中に落とし込むことをお勧めします。